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王観 偉台

  • 人物番号: 0146
  • 姓 名 : おう かん
  •  字  :  偉台 いだい
  • 出身地 : 東郡とうぐん 廩丘県りんきゅうけん
  • 生没年 : ? ~ ?
  • 性 別 : 男性

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王 観(おう かん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての人物。字は偉台。兗州東郡廩丘県の人。子は王悝。朝廷の実権を握った曹操に採り立てられ、各地の地方官を務めた。魏の曹丕(文帝)の時代にも中央や地方で官職を勤め上げ、中でも鮮卑対策に功績があった。曹叡(明帝)の時代、地方官として公平な態度を貫き、病弱な子を中央に人質として送ることも厭わなかった。やがて中央に召されて裁判を担当するようになった。曹芳(斉王)の時代になると、曹爽たちが実権を握り専横を尽くしたが、王観は法を厳格に執行し、何度か彼らの横暴を掣肘した。また、曹爽たちも王観の存在をはばかったという。司馬懿が曹爽をクーデターで誅殺すると、曹爽の弟が率いていた中領軍代行を任された。以後、曹髦(高貴郷侯)・曹奐(元帝)の時代、爵位を与えられ、高官に昇った。最後は司空への就任を求められたが、固辞を重ねた上で、就任して数日で官位を返上し、引退し郷里に帰った。葬儀は質素にするよう遺言して亡くなった。子が跡を継いだ。

ウィキペディアより

王観の一族

王観が登場する文献
  • 1-311,1-355,3-507,4-96.

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