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夏侯蘭

  • 人物番号: 0433
  • 姓 名 : 夏侯かこう らん
  •  字  : 
  • 出身地 : 常山国じょうざんこく
  • 生没年 : ? ~ ?
  • 性 別 : 男性

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夏侯 蘭(かこう らん、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の武将。冀州常山郡出身と考えられている。

事跡
『三国志』の本文には記述がない。蜀志「趙雲伝」において裴松之が注釈で引用した『趙雲別伝』にのみ記述がある人物である。それによると夏侯蘭は、曹操軍の夏侯惇の部下であったとされる(同姓だが、連枝関係等は不明)。夏侯惇が荊州の劉表を頼っていた劉備を攻撃することになると、夏侯蘭もこれに従軍した。しかし夏侯惇軍が劉備軍に博望で敗北したため、夏侯蘭は趙雲に生け捕りにされた(博望坡の戦い)。しかし夏侯蘭は趙雲と同郷で、若い頃からの知り合いであったといわれる。そのため趙雲は、夏侯蘭が法律に明るいことを活かして用いるよう、劉備に進言した。以後、夏侯蘭は軍正として任用されることになった。しかし趙雲は夏侯蘭が降将であるということを考え、その後自分から夏侯蘭に近づこうとはしなかったという。小説『三国志演義』でも、夏侯蘭は夏侯惇の副将として博望へ向かっている。諸葛亮の策にはまって夏侯惇が大敗した際、夏侯蘭は韓浩と共に糧秣を守ろうとする。しかしその途中で張飛と出くわしてしまい、夏侯蘭は数合もしないうちにその一撃を受け、馬上から突き落とされている。

ウィキペディアより

夏侯蘭の一族
    No Data

夏侯蘭が登場する文献
  • 5-187.

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