衛 開(えい かい)は、曹操時代の後漢官吏。218年10月、魏勢力下にある南陽郡の郡城・宛城で、守備部隊長の侯音が謀反して関羽軍と呼応することを表明して太守を追放し、宛城に立てこもった。このとき衛開は始終、侯音とともに行動した。この反乱軍は、役務に苦しむ宛の民衆に支持されていたため、関羽軍傘下のもとで曹操の専横に立ち向かうことができると確信していた。これに対して曹操は樊城の守備に当たっていた曹仁に平定を命じた。太守をはじめ宛の反乱反対軍が城を包囲。そして曹仁が到着。年が明けてまもなく宛城は陥落。衛開は侯音とともに曹仁軍に斬られ、無残な死を遂げた。
ウィキペディアより