王 方(おう ほう、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の人物。 事跡 董卓配下。『三国志』魏書董卓伝に記述がある。董卓が呂布・王允らに謀殺された後、董卓の残党である李傕・郭汜は賈詡の献策により挙兵した。王方は元董卓軍の部曲仲間の樊稠・李蒙とともに合力し、長安を急襲し占拠した。 以降、王方は史書に見当たらない。 小説『三国志演義』においては、長安城内から李蒙と共に反乱を起こし、王允を滅ぼしたことになっている。後、馬騰・韓遂が長安を襲った際に李蒙と共に迎撃するも、最後は初陣の馬超に討ち取られてしまう。 参考文献 『後漢書』列伝62董卓伝 『三国志』魏書6董卓伝 『三国演義』。
ウィキペディアより