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関羽 雲長

  • 人物番号: 0437
  • 姓 名 : かん 
  •  字  :  雲長 うんちょう
  • 出身地 : 河東郡かとうぐん 解県かいけん
  • 生没年 : ? ~ 219
  • 性 別 : 男性

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関 羽(かん う、? - 建安24年12月(220年1月))は、中国後漢末期の武将。字は雲長(うんちょう)。もとの字は長生。司隷河東郡解県(現在の山西省運城市塩湖区解州鎮常平村)の人。子は関平・関興。孫は関統・関彝。蜀漢の創始者である劉備に仕え、その人並み外れた武勇や義理を重んじた彼は曹操など同時代の多くの人から称賛された。後漢から贈られた封号は漢寿亭侯。諡が壮繆侯(または壮穆侯)だが、諡号は歴代王朝から多数贈られた(爵諡を参照)。死後、後世の人々に神格化され関帝(関聖帝君・関帝聖君)となった。小説『三国志演義』では、「雲長、関雲長あるいは関公、関某と呼ばれ、一貫して諱を名指しされていない」、「大活躍する場面が壮麗に描かれている」など、前述の関帝信仰に起因すると思われる特別扱いを受けている。見事な鬚髯(鬚=あごひげ、髯=ほほひげ)をたくわえていたため、諸葛亮からは「髯(ひげ)」殿と呼ばれ、『三国志演義』などでは「美髯公(びぜんこう)」などとも呼ばれる。

劉備に仕える
出身地から幽州涿郡に逃れてきた。黄巾の乱が起きると、義勇兵を挙げた劉備・張飛と出会い、張飛とともに劉備の護衛官を務めた。劉備が平原の相になると、関羽は張飛と共に別部司馬に任命された。劉備は関羽・張飛に兄弟のように恩愛をかけ、張飛は関羽が年長者であることから兄のように従ったという(『三国志』蜀志「張飛伝」)。しかし、関羽・張飛は大勢の前ではあくまで劉備を主君として立てて仕えた。

忠義を貫く
徐州を得た劉備は呂布と争い曹操を頼って逃れた。建安3年(198年)、曹操が呂布を破ったとき、関羽は張飛とともに戦功を認められ、曹操から中郎将に任命された(『華陽国志』劉先主志)。また、このとき関羽は呂布の部将の秦宜禄の妻を娶ることを曹操に願い出たが、秦宜禄の妻を見た曹操は自分の側室としてしまった(『蜀記』)。建安4年(199年)、劉備は献帝から密命を受けた董承と結び曹操に叛旗を起こし徐州刺史の車冑を殺害し、徐州を占拠した。このとき、張飛は劉備と共に小沛に戻り、関羽は下邳の守備を任され太守の事務を代行した。建安5年(200年)、劉備が東征してきた曹操の攻撃を受けて敗れ、下邳に撤退せず北上し袁紹の元に逃げると、関羽は一時的に曹操に降り賓客として遇された。曹操は関羽を偏将軍に任命し、礼遇したという。曹操と袁紹が戦争となると(官渡の戦い)、関羽は呂布の降将の張遼と共に白馬県を攻撃していた袁紹の将の顔良の攻撃を曹操に命じられた。関羽は顔良の旗印と車蓋を見ると、馬に鞭打って突撃し顔良を刺殺し、その首を持ち帰った。この時、袁紹軍の諸将で相手になる者はいなかったという(白馬の戦い)。曹操は即刻上表して、漢寿亭侯に封じた。曹操は関羽の人柄と武勇を高く評価していたが、関羽が自分の下に長く留まる心算は無いと思い、張遼に依頼して関羽に質問させたところ、関羽は劉備を裏切ることは無いことと、曹操への恩返しが済んだら立ち去る心算であることを述べた。そのことを張遼から聞いていた曹操は関羽の義心に感心したという。顔良を討ち取るという功を立てた関羽は、必ずや劉備のもとに戻ると曹操は考え、関羽に重い恩賞を与えた。関羽はこれらの賜り物に封をして、曹操に手紙を捧げて別れを告げ、袁紹に身を寄せた劉備の元へ去った。曹操はその義に感嘆し、関羽を追いかけようとする部下に対して、彼を追ってはならないと言い聞かせた。
(続きは、ウィキペディアで)

ウィキペディアより

関羽の一族
    No Data

関羽が登場する文献
  • 1-43~45,1-110,1-113~115,1-117,1-240,2-156,2-366,2-459,2-511,3-18,3-28,3-40,3-43~44,3-54~57,3-67,3-132,3-217~218,3-221,3-225~226,3-233,3-235,3-246,3-254,3-266~267,3-293,3-449,3-465,4-43~45,4-157~158,5-22,5-30,5-34~36,5-38,5-41,5-43,5-47~52,5-54,5-59,5-62,5-65,5-84,5-106,5-112~113,5-132,5-154,5-159,5-165,5-173~174,5-176,5-182~183,5-185,5-191,5-213,5-231,5-271,5-277,5-284,5-299,5-320~321,5-451,5-461,5-480,6-82,6-84~85,6-100~101,6-103~104,6-243,6-315,6-340,6-381~383,7-62,7-82~85,7-89,7-91,7-95~101,7-103~104,7-106~107,7-121,7-124,7-137,7-151,7-165,7-176,7-202~203,7-267~269,7-283,7-363,7-364,7-369,8-10,8-48,8-70~71.

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