孫 俊(そん しゅん、? - 266年)は、中国三国時代の呉の皇族。父は孫和。母は張妃。兄は孫皓・孫德・孫謙。同母姉妹は陸景妻。なお、孫河の四男に同名の人物がいる。嫡男として生まれる。幼いときに両親に先立たれ、兄たちと一緒に父の側室であった何姫に育てられた。258年10月、孫休が即位すると、孫俊は騎都尉に任ぜられた。聡明で物事の道理に通じていたため、国中での評判が高かったものの、兄の孫謙が自害した後は、やがて長兄の孫晧によって殺害された。