孫 朗(そん ろう、生没年不詳)は、中国三国時代の呉の皇族の一人。字は不明。別名は孫仁。庶子である。父は孫堅。異母兄は孫策・孫権・孫翊・孫匡ら。 陳寿の『三国志』本文では名が見えず、記載は専ら裴松之の注による。 223年に魏の曹休が攻めてきた時、孫朗は呂範と共にこれを防いだが、このとき軍用資材を自身の不手際から焼失する失敗を犯した。このことで孫権は激怒し、孫朗を王族(当時)の籍から外して、「丁姓」を名乗らせると共に、終身禁固とした。。 小説『三国志演義』では字を早安と設定されており、異母兄孫策臨終の際に名前が記されているのみである。 伴野朗の『呉・三国志 長江燃ゆ』では主人公として扱われている。 脚注 ==。
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