呉の撫夷将軍。263年蜀が魏に併呑されると、呉の平魏将軍に任ぜられた鍾離牧は武陵郡太守を兼任し任地に赴いたが、魏は郭純を派遣して武陵郡太守とし、周辺異民族をまとめた。鍾離牧はたった三千の兵でこれを討伐しようとしたが、これを高尚が諌めた。鍾離牧は高尚の意見を妥当とせず、討伐して平定した。