太史 享(たいし きょう、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の人物。字は元復。父は太史慈。 父の後を継いで孫権に仕えた。父のように勇猛ではなかったが、政治手腕に優れていたため、山越の統治を任されている。尚書に任じられた後、呉郡太守となり、さらに越騎校尉となっている。 小説『三国志演義』では、父の死後その死を悲しんだ孫権に引き取られ、養育されたことになっている。