後漢の議郎。『魏氏春秋』の袁紹が州郡に出した檄文によると、曹操は三公を歴任した楊彪を些細な恨みによって無実の罪をきせて罰するなどの悪行を行い、趙彦は真心をもってそれを諌めた。趙彦は、帝からその意見を採用されて下賜品を下されたが、曹操は趙彦を捕縛して即刻殺害したと書かれている。曹操に対抗する袁紹の檄文には、この他にも、曹操の悪行が書き並べられている。