唐 咨(とう し、生没年不詳)は、中国、三国時代 (中国) 三国時代の軍人。魏 (三国) 魏と呉 (三国) 呉に仕えた。<br/>利城の人。はじめ魏の曹丕に仕えていたが、利城で反乱を起こして城を乗っ取った。しかし、曹丕の攻撃を受けて敗北し、呉の孫権を頼って落ち延びて左将軍に任じられた。その後は呉の武将として会稽や南海での反乱鎮圧、呂拠の討伐で貢献している。<br/>258年、魏に対して反乱を起こした諸葛誕への援軍として、寿春で魏軍と戦ったが、敗れて捕らえられた。しかし司馬昭から安遠将軍に任じられている。なお、呉に残していた家族は処刑されること無く、生き永らえたという。<br/>小説『三国志演義』では、諸葛誕の反乱における援軍の将として登場し、魏軍に敗れて呉に戻ろうとしたが、孫チン 孫綝に処刑されることを恐れて司馬昭に投降したとされている。なお、呉に残していた家族は孫綝によって処刑されている。263年の蜀討伐にも参加している。<br/>
ウィキペディアより