董 白(とうはく、? - 初平3年(192年)?)は後漢末期の軍人・董卓の孫娘。父母の名前や字は未詳。<br/>三国志 (歴史書) 三国志正史では魏書巻6『董二袁劉伝』の註に記載されている。正史を元に脚色された物語、小説『三国志演義』には登場しない。<br/>董白は初平元年(190年)、董卓が長安への遷都を行った際、まだかんざし 笄も挿していない(成人していない)にもかかわらず、渭陽君へ封ぜられ領地が与えられたという記述と、領地受領の際に都尉や中朗将などを従え董璜(董卓の甥)より印綬を与えられたという記述があるが、董白自身が特に何かを行ったという記述はない。<br/>没年についても記述は残っていないが、司徒王允による董氏誅滅の際には90歳になる董卓の母(董白にとって曾祖母)も他の一族同様に処刑されたという記述を見る限りは、この時に他の一族同様に処刑されたと考えるのが妥当だろう。<br/>
ウィキペディアより