満 長武(まん ちょうぶ、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の人物。祖父は満寵。父は満偉。従弟は満奮。身長8尺の大男だったとされ、24歳の時に魏の実権を握っていた司馬昭に仕えた。しかし司馬昭の恨みを買って撲殺された。司馬昭からの恨みに関しては、257年の諸葛誕反乱時に父の看病を理由とし司馬昭に非協力的だった事と、260年の曹髦(高貴郷公)反乱(甘露の変)の時に援軍として駆けつけた司馬榦に対し、自らが警護する宮門を通さなかったため、とする説などがある。