李 簡(り かん、生没年不詳)は、中国の三国時代、魏の隴西郡狄道県の県長、後に蜀漢の将。 254年(延熙17年)に彼は蜀漢に帰順すべく書簡を送り、その承認を得た。 『三国志』「蜀書」張嶷伝によると、李簡の投降に疑問を抱いた群臣に対して、人物の鑑識眼に優れていると評判のある張嶷は、この投降を間違いないものだと説いた。果たして李簡は、姜維を出迎えるために城門を開いて降伏した。 関連人物 郭淮 陳泰 李白。