李粛 (太守)は、後漢後期の人物。呉郡太守、後に南郡太守。潁川の人か。呉郡の陸康を孝廉に推挙したという(「陸績伝」引く謝承『後漢書』)。後に南郡の反乱鎮圧に失敗し、桓帝の怒りを買って処刑された(『後漢書』「南蛮伝」)。